あれから10年、そして、あれから半年・・・の巻き
2011年9月11日(日)
テロ・自然災害・人災、違いはあるけれど、多くの人が亡くなり、傷ついた「悲しみ」は心に澱のように残る気がします。
しかもまだ終わっていない。
始まっていないとさえ言えるのかもしれません。
10年前、9・11の同時多発テロの時、父はまだ生きていました。
札幌の病院に見舞いに行くと、ベッドから起きあがって
「信じられんことだわ」と言ってました。
「戦争になるかもしらん」とも言ってました。
父は、自分はもう長くはない事は知っていたと思う。
でもテレビをみて、僕と会話をして、これから世界がどうなっていくのか、心の底から心配しているようでした。父さんが心配してもしなくても世界は勝手に動いて行くよって言ってしまえばそれまででしたが・・。僕はそんな心配する父が好きでした。
父が生きていたら東北の大災害や原発事故をどんなふうに言っただろう。
正しい正しくないとかは別として、この頃、とにかく何か父親から聞いてみたいと思うのでした。
何か世界(?)が本当に変わっていく(あまり良い方向ではないのかも)ような気がしてなりません。
でも、親が子どもを愛することはけして変わらない。
やっぱり愛は静かに、どこにだってあふれていると思う。
ほぼ満月だね。
子どもの頃、うさぎさんが月でペッタンお餅つきをしている!と、完璧に信じてました。
だってそう見えるでしょ。(笑)。それにしちゃ、でかいうさぎになるけどね。
お餅、美味しそうですもん。