あれから2週間
北海道の地震から、2週間。
実際に自分の家族(御蔭様で札幌一人暮らしの母は無事でした)が被災して初めて実感することがあります。
今年、多くの災害が起こりました。
そのたびにいつも、ああ、お気の毒に!早く復興を!何とかしなければ!
そう思い、自分に何か出来ることはないのだろうか?!と、そう思いました。
でも、そのたびに自分の無力さを思い、何か、虚無的になったりもします。
僕の義援金じゃ足しになるのかな?とか、ボランティア活動はしたいけど、たとえ行っても見た目より?坂田は年くってるし役に立たねえだろ(笑)とか・・・。
僕らは神様じゃないから、ずっとそのことだけを考えてばかりはいられない現実。
大好きだった父が亡くなるとき、遠くはなれていた東京ですぐに会いに行きたかったけど、次の日が新宿厚生年金ホール(もう今はないですね)の公演でした。
公演はしっかり頑張ったけれど、2回公演の合間、楽屋でお昼のお弁当を食べた時でした。
「そうか、親が亡くなる時もお腹がすくんだな・・・」そう思った時、なんだかとてもくやしくて、悲しくていきなり涙が溢れてきました。
あの日のお弁当がとっても塩っぱかったことを覚えてます。
葬儀ではほとんど泣きませんでした。(少し泣いたけどさ)
今ならなんとなくわかります。
あのショッパイ弁当を食べながら思ったことは、人はどんな時も人の営みをしながら自然に生きていくんだよ。
精一杯にそうすることが良いことなんだと。
自分の出来る範囲。
そう、良い言葉じゃないですか!
来月クローズ的な仕事ですが、坂田おさむ・めぐみ札幌公演に行きます。
い~っぱい北海道の美味しいものをたらふく、これでもか!って食べて(笑)北海道を応援するんだ!!←土産もど~んと買えよっ!!ハイハイ。 皆様もど~~んと道産品を食べて下さいませ~。そして、北海道観光をどうぞよろしくね~~~。楽しいよぉ~。